いのちの食べ方 […Others]
毎月29日は全国的に「お肉の日」だそうで。…スーパーやお肉屋さんの特売日が多い。w
…で、今夜は焼き肉かスキヤキか悩む前に、一度は見ておくべき映画。
人間は赤ん坊の時に、大人から与えられた物を無条件で口に入れる。食を選択する余地は
ない。肉の味を覚えさせられ、やがて多くの人間が肉を好んで食べるようになる。
その結果、たくさんの家畜を飼育して、たくさんの食肉を生産する。肉は様々な製品にも
加工されてバラエティ豊かな食生活を支えている。
しかし、人間の「命を繋ぐ」だけなら、これほど多くの家畜の命を利用する必要もないだ
ろう。余ったり、腐らせたり、汚染させたりと、食肉が大量に処分される現実…。
※ 日本では、年間約1900万トンの食品廃棄物のうち、本来まだ食べられるにも関わらず
廃棄されている食品は約500〜900万トンと言われる。(食肉の割合は不明)農林水産省
家畜の命を無駄にしているにも関わらず「どうして牛や豚は殺してもいいの?」と子供に
聞かれたら、我々は何と答えるべきだろうか?
おそらく「人間が生きて行くためには仕方がないんだよ…」と答えるのが精一杯だろう。
しかし、現実には家畜の餌にしている穀物を人間が直接食べれば、世界の食糧問題を解決
できるとまで言われている。
つまり、少なくとも我々の社会では飼育される家畜の多くが、食材の豊かさのために犠牲
になっていると言ってもよい。…当然、家畜は食材に限らず、医療や生活用品など、多岐
にわたって利用されている部分もあるが、いずれにせよ、綺麗ごとでは済まされない。
飽食と呼べる多くの国において、屠畜(屠殺)はビジネスに過ぎないのだ。
モンゴルの遊牧民の主食は、乳製品と家畜の肉。穀物の育ちにくい大地で暮らす彼らには
生きて行くために家畜は欠かせない。家畜の血の一滴でさえ無駄にしないという彼らの家
畜に対する恩恵の念は、我々の比ではないだろう。
もし我々も命を繋ぐために家畜を選択したのであれば、彼らと同じ感謝の気持ち(無駄に
しない気持ち)を持たなければならない筈である。
しかし、近代社会に住む多くの人間は、食肉の有り難さを値札の価値でしか見ていないの
が実際であろう。家畜に限らず、穀物や野菜などの植物も、大量生産、大量廃棄の時代。
食の安全よりもコストが優先される生産管理、徹底した規格選別、品質の偽装、低価格競
争、etc…すべてが「モノ」としての価値だけで動いている。
それでも我々が食するものすべては命から摂取したものである。しかし、その命は永遠に
我々に恵みを与えてくれるとは限らない。人間の都合で手を加えた結果、その命はいつか
抵抗を見せるかも知れない。BSE、口蹄疫、鳥インフルエンザ…もしかしたら、これらは
無秩序な屠畜に対する警告なのかも知れない。
だから我々は、豊かな食生活の中にも自然の摂理を重んじ、敬意を払う事を忘れてはなら
ないのだ。
…で、今夜は焼き肉かスキヤキか悩む前に、一度は見ておくべき映画。
人間は赤ん坊の時に、大人から与えられた物を無条件で口に入れる。食を選択する余地は
ない。肉の味を覚えさせられ、やがて多くの人間が肉を好んで食べるようになる。
その結果、たくさんの家畜を飼育して、たくさんの食肉を生産する。肉は様々な製品にも
加工されてバラエティ豊かな食生活を支えている。
しかし、人間の「命を繋ぐ」だけなら、これほど多くの家畜の命を利用する必要もないだ
ろう。余ったり、腐らせたり、汚染させたりと、食肉が大量に処分される現実…。
※ 日本では、年間約1900万トンの食品廃棄物のうち、本来まだ食べられるにも関わらず
廃棄されている食品は約500〜900万トンと言われる。(食肉の割合は不明)農林水産省
家畜の命を無駄にしているにも関わらず「どうして牛や豚は殺してもいいの?」と子供に
聞かれたら、我々は何と答えるべきだろうか?
おそらく「人間が生きて行くためには仕方がないんだよ…」と答えるのが精一杯だろう。
しかし、現実には家畜の餌にしている穀物を人間が直接食べれば、世界の食糧問題を解決
できるとまで言われている。
つまり、少なくとも我々の社会では飼育される家畜の多くが、食材の豊かさのために犠牲
になっていると言ってもよい。…当然、家畜は食材に限らず、医療や生活用品など、多岐
にわたって利用されている部分もあるが、いずれにせよ、綺麗ごとでは済まされない。
飽食と呼べる多くの国において、屠畜(屠殺)はビジネスに過ぎないのだ。
モンゴルの遊牧民の主食は、乳製品と家畜の肉。穀物の育ちにくい大地で暮らす彼らには
生きて行くために家畜は欠かせない。家畜の血の一滴でさえ無駄にしないという彼らの家
畜に対する恩恵の念は、我々の比ではないだろう。
もし我々も命を繋ぐために家畜を選択したのであれば、彼らと同じ感謝の気持ち(無駄に
しない気持ち)を持たなければならない筈である。
しかし、近代社会に住む多くの人間は、食肉の有り難さを値札の価値でしか見ていないの
が実際であろう。家畜に限らず、穀物や野菜などの植物も、大量生産、大量廃棄の時代。
食の安全よりもコストが優先される生産管理、徹底した規格選別、品質の偽装、低価格競
争、etc…すべてが「モノ」としての価値だけで動いている。
それでも我々が食するものすべては命から摂取したものである。しかし、その命は永遠に
我々に恵みを与えてくれるとは限らない。人間の都合で手を加えた結果、その命はいつか
抵抗を見せるかも知れない。BSE、口蹄疫、鳥インフルエンザ…もしかしたら、これらは
無秩序な屠畜に対する警告なのかも知れない。
だから我々は、豊かな食生活の中にも自然の摂理を重んじ、敬意を払う事を忘れてはなら
ないのだ。
赤ちゃんは、大人が与えなくても
自分で口に入れちゃうから~
携帯電話とか好物らしいです。。。^^;
前売りに付いてくる
ウシ型ポストカード、いらないわ~ww
by るりゅん (2011-05-29 23:01)
いつも美味しく、頂いております^^
by 天海 彩 (2011-05-30 15:47)
>るりゅんさん
相撲の八百長疑惑で携帯壊した理由に使えそうだな。( ̄ω ̄=)
ポストカード…いや、分からんよ。
焼き肉マニア?の間ではプレミア物かもしれん。w
>天海さん
おりょ〜、お懐かしいアイコンだ〜( ̄▽ ̄=)
ニックネームが普通に名前になっとる…w
by Bono (2011-06-06 06:43)